おはようございます。
昨日別のところで記事を書いたところ、
以下のような文章が投稿されました。
「カウンセラー」と名乗る方へ昨年より施行の日本初の心理職の国家資格「公認心理師」あるいは、民間資格「臨床心理士」の資格は当然取得されているんですよね。「大学院修士課程修了心理学修士号取得」が最低限の条件なのは、この2つの資格のみ。それ以外の方は、心理職を名乗らないでください。
この方、一生懸命勉強されて、両方の資格を持っているいるんでしょうね。
心理職についている方が、このような思い込みの文章を書くのもいかがなものかと思います。
「カウンセラー」は別に名称独占ではありませんので、どのように名乗っていても
問題はありません。
今のところ、カウンセリング関係での名称独占は、
「国家キャリアコンサルタント」
が上げらます。
(公認心理師も名称独占です)
国家資格を持っていないのに
「キャリアコンサルタント」
を名乗ることができません。
もうひとつ、この方の思い込みは、
臨床心理=カウンセラー(カウンセリング)だと思っていること。
昨日読んだ國分康孝先生の「心を伝える技術」の最初のページでも
「カウンセリング心理学と臨床心理学の識別がクリアでないこと」
と記しています。
一方の知識だけで、「カウンセラー」を名乗るな!!とは
どんなものなんでしょうか。
最終的には、相談者の方が、元気に自分の人生を歩んでくれればいいと思います。
「臨床心理士」、「公認心理師」の資格を持たれている方、尊敬します。
私もチャンスが有れば、資格を取得したいと思っています。
肩書も大事、でも相談者を思う気持ちも大事。
皆の力で、相談者を支援していきませんか。
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