おはようございます。
8月も中盤に差し掛かりましたね。この時期にどこかに遊びに行くこともここ数年なかったので、夏休みという感覚があまりありません。
子供の頃のあの楽しかった夏休みはどこに行ってしまったんですかねぇ。笑
「役を演じる」
この言葉を聞いたのは、もう2年前の今ぐらいの時期でした。
国家キャリコンの養成講座も終わり、GCDFの実力テストも終わった、
当時も暑い夏の今時分でした。
自分の面接が全く上手くいかず悩んでいた時に、
出会った師匠の言葉です。
師匠は、大学時代に演劇部で活躍されていたこともあり、
「演劇で役を演じることと、試験でキャリコンを演じることは一緒だよ」
と言ってくれました。
ロールプレイを行っていても、心のどこかで
「今のお気持ちは?」
「不安なんですね」
「心配なんですね」
と言葉を出していても、
「所詮作り物の相談者」
(生意気で申し訳ありません)
という思いがありました。
このことを素直に師匠に話をすると
笑って
「キャリコンの資格を持っていないのに、ロープレの冒頭に
キャリアコンサルタントの◯◯です。と言いますよね。そのことについては
どう考えていますか」
「・・・・・」
「そうですよね。ホルダーでもないのに、キャリアコンサルタントですと名乗る以上は、キャリアコンサルタントの役を演じなければならないんです。そして試験の相談者もまた、相談者の役を演じているんです」
「お互いが役を演じた上で、その役をある評価基準に沿って、できたかできないかを見る試験が国家キャリアコンサルタントの試験です」
と言われました。
何も考えず言われた通りの型で話をしているだけで、試験の本質をわかっていなかったことに気付かされました。
それ以降、最初は役を演じている意識がありましたが、数をこなしていくうちに、そのような考えもなくなり自然と演じることができるようになりました。
ロールプレイに違和感を持っているあなた、
あなたも
「キャリアコンサルタント役を思い切り演じてみませんか」
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